エコバッグとは？

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エコバッグ

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　エコバッグの歴史

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エコバッグの発祥は１９８０年代にドイツで使われていた布バッグ。

もともとドイツでは布製に限らず様々な素材のバッグを何度も繰り返し使う事が日常となっており、

このエコに対する考えや行動を総括した言葉としてエコバッグが日本で生まれました。

ドイツでは日本で言われるエコバッグの事をテューテ呼ばれ、直訳するとバッグや袋。

近年、日本でもレジ袋が有料化されましたが、ドイツでは1970年代から基本的にお買い物の袋は有料でした。

わざわざエコバッグとは言わなくても日常のテューテ（袋）がそもそもエコというさすがの環境先進国ドイツです。

**エコバッグ歴史年表**
1950年代	元々は皆エコバッグを持参していた時代です。店頭で袋の提供はありませんでしたので、自宅からカゴや包袋を持参してお店の商品を持ち帰っていました。
1960年代	スーパーなどの店頭で紙袋に商品を詰めるサービスが始まります。
1970年代	レジ袋の普及が始まります。お店等で提供されていた紙袋から、商品を持ち運んでも破れにくく、水に濡れても大丈夫なポリエチレン製が普及し、安い価格が後押しします。
1980年代	バブル期を迎えた日本では、環境への配慮などそっちのけでひたすら経済の発展を渇望し大量生産品のパッケージや購入商品の袋として多くのプラスチック製品が生まれ続けました。
1990年代	世界が環境保護に動き出します。 ▶国連環境開発会議（UNCED）いわゆる「地球サミット」がブラジルのリオデジャネイロで初めて開催されました。地球環境を保護し持続可能は社会に向けた一歩となり、世界に環境保護の意識を広めるきっかけになりました。日本でエコバッグという言葉が登場します。マイバッグとも呼ばれるようになり、エコロジーブームの到来と合わせて、大手の流通スーパーでもエコバッグ・マイバッグ運動が始まりだしました。
2000年代	▶改正容器包装リサイクル法が成立しレジ袋対策にも言及されることとなり、エコバッグの配布等の排出の抑制の促進等の取組を求められるようになりました。消費者に投げかけられたアクションは「マイバッグやふろしきを持参して買い物に行くことを一つの楽しみにしてみませんか？」です。 2007年：▶科学者からの国民への緊急メッセージが発出されました。気候の安定化に向けて直ちに行動するために、地球温暖化防止・二酸化炭素排出低減・低炭素社会の実現をし、エコな社会の実現と、子どもたちの未来を守るため、今こそ行動を開始すべき時。
2010年代	▶京都議定書の目標期間にも入り、日々環境問題の報道、認知も高まりました。人々の環境意識も高まりエコバッグブームが始まります。コットン製やトートバッグにオリジナルのデザインをプリントしたお洒落で可愛いエコバッグの認知と普及も始まります。
2020年代	▶プラスチック製買物袋有料化（レジ袋有料化）がスタート。エコバッグが急速に普及します。店舗や流通でオリジナルエコバッグを作成し、その販売や配布も多くおこなわれるようになり、折りたたみお買い物バッグや、コットン製トートバッグ型エコバッグなど、多種多様なエコバッグが人気となっています。また、オーガニックコットン製やリサイクルコットンを使用したエコバッグも注目され、環境保護やエコを超えたSDGsとして持続可能な世界を人類は目指すようになっています。
今後	エコバッグは広告媒体としても機能しています。人々により持ち運ばれる機会が増大したエコバッグは、多くの人の目に触れること事となりました。エコバッグの側面には自由にデザインをプリントし、様々な意匠やメッセージ、ブランド名などを発信する機能を有していいます。また、ノベルティとして贈呈されたエコバッグに印刷されたデザインやメッセージは、人の記憶や印象に強烈に刻み込まれます。個別にオーダーメイドでオリジナル作成されたエコバッグは、経済活動の効用とエコ活動の両面を合わせもったいい関係であり、素晴らしい存在なのではないかと感じています。